ワインショップおたご屋は世界最南端のワイン生産地、ニュージーランドのオタゴ地方のワインを中心に扱うワインショップです。
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おたご屋の店長&ブログ担当
ケニーです。
NZやオタゴワイン、ショップのこと、
たまに私事を書いています。
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クオーツリーフ Quartz Reef


ワイナリーの名前の由来、概要

クオーツリーフは1996年、ルディー・バウアー、トレバー・スコット、ジョン・ペリアムの
3人によって設立されました。
ワイナリーの真下に大きな石英の地層があることからクオーツリーフ(石英地層)と名づけられた
このワイナリーはベンディゴステーションというもともと広大な牧羊地にあります。
日当たりのいい北向きの斜面にあるワイナリーでは現在30ヘクタールを栽培しています。
オーストリア産まれですでに高い評価を受けているワインメーカー、ルディ・バウアーが
伝統と現代の技術を融合させ、セントラルオタゴの個性を表現するクオーツリーフのピノ
・ノワール、ピノ・グリ、スパークリングワインはきっとあなたを魅了することでしょう。



ルディー・バウアー

オーストリアで産まれたルディはオーストリア、ドイツ、カリフォルニア、オレゴン、
ブルゴーニュ、ニュージーランドのホークスベイ、セントラルオタゴ、カンタベリーと
世界の有名なワイン産地を廻り、ワインメーカーとしての経験を積んできました。

実際に彼に聞いてはいませんが、僕には彼の経歴がまるで自分自身のワイナリーにふさわしい
土地を探す旅のように見えます。(下に彼の経歴を英語で記載しています。)
その彼が自分自身のワイナリー設立に選んだ土地がこのセントラルオタゴでした。

彼は当時はまだセントラルオタゴで広大な牧羊地だったベンディゴエリアに可能性を感じ、
このエリアに初めてヴィンヤードを作ったこのエリアのパイオニアでもあります。
現在では沢山のワイナリーがベンディゴエリアにヴィンヤードを持っていて、
セントラルオタゴの主要な産地のひとつとなりました。
彼はセントラルオタゴのワインの発展に大きく貢献した人物の一人といっても
過言ではありません。




今や世界的なワインメーカーに

彼はクオーツリーフ設立3年後の1999年にニュージーランドイースターショーで
最優秀ワインメーカーに選ばれ、2002年にはセントラルオタゴ ピノ・ノワール 
セレブレーションの会長に就任、
2010年には「ワインメーカーのオスカー賞」と呼ばれ世界で最も権威ある賞とされるDer Feinschmecker Wine Awards にNZで初めてノミネート(世界の6人に選ばれる)
ロイヤルイースターショーで2度目の最優秀ワインメーカーに選ばれるなどセントラルオタゴ、
ニュージーランドだけでなく、今や世界を代表するワインメーカーの一人です。

それでも彼は満足することなくさらに素晴らしいワインを造ろうとしています。





彼らの人柄

そんなカリスマワインメーカーであるルディー・バウアーや彼のチームに会いましたが、
皆とても暖かく優しい。

僕の知り合いで彼を知る人が何人かいますが彼らも皆、彼の人柄を評価します。

その一人でセントラルオタゴのいくつかのワイナリーを廻り農作業をする栽培学を
学んだ栽培家の友人に、僕がルディーを知っているとか、クオーツリーフのワイン
を扱っていることを知らせずに「あなたが今まで廻ってきたワイナリーでどこが一
番いいと思う?」と尋ねると、彼は「クオーツリーフがいいよ。ルディーもいい人
だし、畑の立地も北向きの斜面でいい。ワインもビオディナミ(自然派栽培法)を
取り入れているし。」と即答でした。現場で農作業をしている人からも愛されてい
るとは。

たまたま近くに来たので軽い気持ちでワイナリーに挨拶に寄ったら、
ちょうど彼は仕事中でアシスタントワインメーカーとワインの醸造の事で真剣な
話、細やかな指示の最中でした。
その時は真剣に仕事に向き合う職人と弟子のピリピリとした、いい意味で厳しい空
気。軽く挨拶にやってきた僕はどうしていいのか戸惑ったのを覚えています。

人には優しく、仕事には厳しい、そんなルディや彼のチームが作り出すワイン、
ワインのクオリティーだけでなく彼らの人柄の良さも魅力のワイナリー、クオーツリーフ。
人柄が味に影響するのかどうかはわかりませんが、彼らと会ったことのある人間と
しては、このワイナリーの魅力のひとつとして彼らのことを書かずにはいられな
かったのです。

ぜひそんな彼らのワインを味わって欲しいです。


クオーツリーフのワインはこちら




ルディー・バウアーの経歴(英語)

Rudi was born in the district of Salzburg, Austria. Gaining degrees in viticulture
and winemaking in Gumpoldskirchen (1975-79) and Krems (1980-82) in Austria and
followed by winemaking business college in Bad Kreuznach (1983-84), Germany.
1985
Arrived in New Zealand – Mission Vineyard, Hawkes Bay as Assistant Winemaker
1986
Vintage at Simi winery, Sonoma County, California Sokol-Blosser winery, Oregon
1988
Vintage at Simi winery, as small lot winemaker
1989 - 1992
Viticulturist/winemaker at Rippon Vineyard, Lake Wanaka
1992
Vintage at Meo Camuzet, Vosne-Romanee, Burgundy
1993 - 1997
Winemaker at Giesen Wine Estate, Canterbury
1996
Formed Quartz Reef
1999
Champion Winemaker of the Year - Royal Agricultural Society of New Zealand Easter
Wine Show
2000
Driving force, with Alan Brady, behind the first Central Otago Pinot Noir Celebration
2002
Central Otago Pinot Noir Celebration Chairman
2004
International Pinot Noir Celebration Wellington 2004, board member
2010
Der Feinschmecker Wine Awards “Winemaker of the Year” Nominee
(one of six in world and first ever in New Zealand)

Royal Agricultural Society New Zealand Winemaker of the Year 2010

Current Chairman of Central Otago Pinot Noir Ltd



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