Trinity Hill Homage Syrah
トリニティ・ヒル・オマージュ・シラー


産地 　ニュージーランド/ ホークス・ベイ

容量 750ml

分類 果実酒

タイプ 赤/辛口/重

アルコール度 12.7%

ブドウ品種 シラー99.6%/ヴィオニエ0.4%

栓 スクリュー

ワインメーカー Warren Gibson(ウォーレン・ギブソン)

商品説明
純粋な黒い果実に甘草やスパイス、杉の風味が見事に溶け込み、洗練された質感、深みのある果実、フィネスが一体となり、優雅に長い余韻に導く。トリニティ・ヒルは1997年頃、仏エルミタージュのジェラール・ジャブレから当時ニュージーランドでは入手不可能だったクローンを譲り受けて栽培。この最上位シラーには、彼へのオマージュが込められている。

土壌・栽培
ギムレット・グラヴェルズの自社畑のブドウを使用(70% Gimblett Estate/19% Tin Shed/11% Gimblett Stones)。ナルロロ川流域の極めて水捌けがよく、肥沃な砂利質堆積土壌。クローン: 55% Mass Selection/18% Baileys/16% 174/6% 470/5% その他(0.4% 642 Viognier含む)

ヴィンテージ特徴
2018年のシーズン初めから非常に暖かく、晩夏から秋にかけて湿度もあったが、適切なキャノピー管理によりブドウの品質は最高のものだった。

収穫 収穫日：2018年3月22日〜4月18日

手法：手摘み

醸造・熟成
手摘みブドウを除梗し、ブロックごとに別々に醸造。発酵中は手作業で果帽を沈めるかポンプオーバーで風味成分や色、タンニンの抽出を行う。発酵槽の一つは100%全房発酵し少量のヴィオニエの果皮を加えて香り成分やストラクチャーを引き出した。果皮接触の時間は16日間〜35日間で、これによりタンニンの質感をやわらかくし、ワインを安定させた。熟成中の澱引きなし。228Lのフレンチオーク樽（新樽率32%）で12〜15ヶ月間熟成。1樽のみ5,400L大樽で8ヶ月間熟成後、小樽で6ヶ月間熟成。

生産者テースティングノート
フレッシュなラズベリーやブラックベリー、甘いスパイス、リコリスや杉の魅惑的な香り。香りの要素とミネラルの風味が、緻密なタンニン、高揚感ある酸と合わさり、見事な輪郭のなかに複雑で奥深い味わいを生み出している。洗練された質感で、驚くほどの長い余韻。美しさ、落ち着き、フィネスを兼ね備え、時間の経過と共にさらにその複雑さを増していく（2022年から2037年頃まで）。召し上がる前のデキャンタをお薦めします。

瓶詰日／リリース日 2019年9月 ／