ワインショップおたご屋は世界最南端のワイン生産地、ニュージーランドのオタゴ地方のワインを中心に扱うワインショップです。
ショッピングカートを見る
商品検索

ショップブログ

おたおたブログ(Shop Blog)

おたご屋へようこそ。
おたご屋の店長&ブログ担当
ケニーです。
NZやオタゴワイン、ショップのこと、
たまに私事を書いています。
ワイナリーの紹介
メールマガジン
メルマガ登録・解除はこちら
rss atom
デスティニー・ベイ デスティナイ 2014 DESTINY BAY DESTINAE
DESTINY BAY DESTINAE 2014
デスティニー・ベイ デスティナイ 2014


ブレンドの中で、フリーランジュースの割合が高く、
また品種の中ではメルローの比率が他のブレンドより高いこのワインは
若いビンテージでも親しみやすいボルドー右岸のスタイルのワイン。
デスティニー・ベイの最もスタンダードかつ優しいワイン。


タイプ:赤(ボルドーブレンド)
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 36%、メルロー 26%、
マルベック 18%、カベルネ・フラン 13%、プティ・ヴェルド 7%
アルコール:14.5%
Brix:24.1 〜 26.1  pH:3.62  TA:5.9

熟成:期間は 10 〜 15 カ月、フレンチオーク樽(バレル)50%、
アメリカンオーク樽(バレル)50%、新樽比率 40%、1 〜 2 年古樽 60%

生産量:570 ケース(12 本 / ケース)


<テースティング・ノート>
色は深いマルーンカラー(暗く赤みがかった紫色)。
甘く、胡椒のような香りは今までで最高のできのカベルネ・フランからくるものである。
甘美なダーク・フルーツと微かなココアの香りが鼻腔から抜ける。
一口目の味わいはリッチで広がりがあり、控えめなオークからくる微かなバニラの香りは
口の中央部分を甘くさせる。ラズベリー、チェリー、麝香の味がたつ。
力強く凝縮されたタンニンとアルコールのバランスは、
デスティナイの中で際立ったこのビンテージのワインをエレガントに、親しみやすくさせている。
ビンテージ年+ 4 年〜 12 年頃から飲み頃を迎える。


2014 年 ビンテージ・ノート
前年(2013 年)のビンテージ・サマリーでも記載したとおり、該当年の事実確認を羅列し、その後、
総括してその年 / ビンテージを評する。
11 月: 例年と同等の気温及び降雨量(75 mm / 月)
12 月: 例年と同じ気温の推移。平均より少し多めの降雨量(92 mm / 月)
1 月: 例年より気温は高かった。降雨量は例年並み(75 mm/ 月)
2 月: 例年より高めの気温推移に非常に少ない降雨量(15 mm/ 月)
3 月: サイクロン “Lusi(ルシ)” による葡萄畑への打撃があったが、例年並みの気温と降雨量(29
mm/ 月)で推移。同サイクロンの影響で、3 月 13 日にマルベックを収穫。Brix 値は 24.1。
メルローとプティ・ヴェルドを 3 月 25 日に収穫し、それぞれの Brix 値は 24.6 と 25.0 だった。
4 月: 例年並の気温と降雨量も、2014 年ビンテージの収穫を 4 月 3 日に完了させたため、天候状
況は直接影響しなかった。デスティニー・ベイ始まって以来、早く収穫が終わった年であった。


2014 サマリー
2013 ビンテージと同様の素晴らしいシーズンであった。葡萄樹は非常に良い状態で開花を迎え、極端な乾燥はなかった。1 月の程よい降雨量が葡萄樹を育て、完璧な量の水が葡萄樹をすぐさま成熟期へといざなった。2 月、3 月の乾燥(降雨量の少なさ)と日照量の多さが、2014 ビンテージを素晴らしいリマインダーとした。それはデスティニー・ベイの畑が位置するワイヘキ島のハウラキ湾が、地中海沿岸地区の親戚であるというものである。このように、2014 ビンテージに収穫された葡萄は全体的に黒い果実(ダークチェリーなど)の特徴を表現しあなたはもしかして、スペインや南フランスの熟したビンテージのワインを想起するかもしれない。
この年、天候条件にまったく関係ないが、特定のブロックで行った、新しい接ぎ木のカベルネ・ソーヴィニヨンの収量バランスを調整するために、かなり収穫量を減らすこととなった。その結果、収量自体は減少したが、非常に秀逸で凝縮感のあるカベルネ・ソーヴィニヨンを収穫することができた。

Sean Spratt
Owner and Winemake

・ 販売価格

20,900円(税込)

・ 購入数